検索で上位にいけないブログを書く必要はない?それでも書く意味3つ

 

こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。

 

私はブログを書き始めた当初、

「申告書とは?」

「会計とは?」

「減価償却とは?」

といった、税金や会計に関する基礎的な知識を順次書いていこうと思っていました。

しかしそういう基本的な事柄はすでに多くのサイトが書いていてなかなか上位に上がれません

では上位に上がれなかったらこういう記事を書く意味はないのでしょうか?

私の答えは「それでも書く意味はある」です。

その理由を3つまとめてみました。

 

 

検索で上位にいけないならそのブログを書く意味はない?

私がブログに関して一時期思っていた疑問に、

「競合が多すぎる検索キーワードの記事は書かないほうがよいのか?」

というものがありました。

 

たとえば少し前に『小学生でもわかるとうれしい減価償却費入門!』という記事を書いたのですが、「減価償却とは」というワードで検索しても全然出てきません。

(いや最近過ぎるせいでもあるのですが…)

 

 

これ「減価償却とは」で探したときの上位3つなのですが、会計ソフトなどの企業系のサイトが多いですね。

多分この単語でここまで来るのは相当大変でしょう。

ではこういう競合の多すぎるキーワードの記事を書く意味はないのでしょうか?

 

 

 

 

検索で上位にいけないブログを書く意味

その自分の疑問への答えとして今考えているのが、決してそんなことはないということ。

その理由として、

  • 検索はGoogleさんのご機嫌次第なところがある
  • 説明の練習になる
  • 内部リンクを貼れる

という3点をまとめてみました。

 

 

検索はGoogleさんのご機嫌次第なところがある

まず検索順位というものがそもそもGoogleさんのご機嫌次第なところがあるという点。

最近もスマホを重視するといった内容のニュースが発表されていましたが、その時々のアルゴリズムやGoogleの方針があるので、今日検索で上位になれないものが明日も上位になれないとは限りません

 

もちろん

  • 検索やクリックを意識したタイトルをつくって
  • 自分の言葉で
  • 質の高い記事を書く

といった努力は当然としても、とりあえず書いておいて損にはならないのではないでしょうか。

 

検索順位の結果が出るまでに時間がかかる

また、検索順位の結果が出てくるのって公開してから3か月~半年は見ておいたほうがよいそうなんですね。

 

検索順位っていうのはじわじわ上がることが多いです。
なので最低でも公開してから3か月~半年は記事を寝かせておきましょう。
出典:【保存版】ブログ記事のリライト(修正)をして検索順位を上げるための16のコツ

どのみち結果が出るまでに時間がかかるのなら、とりあえず1記事書いて待ってみる。

そして3か月~半年経ってダメだったらリライト(修正)する、ぐらいの対応でもよいのではないでしょうか。

 

 

 

説明の練習になる

これは私の税理士という仕事柄ですが、基礎的なことをブログに書こうとすると、まったく簿記や会計の知識がない方もわかるように書くことになりますので、説明の練習になります。

その基礎的なことを文章でも説明できないなら、口頭ではなおさら説明できません

書いているうちに、「ああ、こういう説明するとわかりやすいのかな」「こういう図にしてみたらわかるだろうか」という試行錯誤をしますので、それは確実に説明するときの力になります。

 

 

 

内部リンクを貼れる

開設初期のころに書いた『申告書とは、決算書とは – 税理士から「はいこれ」と申告書を渡された方向け』という記事があるのですが、これに、

 

申告書一式

 

こんな図を載せて、

  • 申告書とはどの部分なのか
  • 決算書とはどの部分なのか

ということをまとめました。

 

専門用語は使わない

あと『小学生でもわかるとうれしい減価償却費入門!』でも書きましたが、「申告書」とか「耐用年数」とかって専門用語だと思うんですよね。

決して相手がわかることを前提として使っていい言葉ではないと思うんです。

 

税理士業界にいる方は「いやそれぐらいわかるでしょ」という感覚になるでしょうが、私はこの業界に入ったときから「入った当初の感覚を覚えておこう」と決めていました。

特に創業前後の社長さんであればそのときの感覚が一番近いはずで、説明をする際にこの感覚を忘れてしまうと「絶対に相手の目線に立った説明にはならない」と考えるからです。

(そのときもすでに簿記を勉強していましたので、感覚としてはまだ距離があるぐらいです)

 

専門用語はその方がわかってきたら使えばいいだけであって、相手の段階に合わせるのが専門家に必要な能力だと考えています。

[関連記事] ⇒ 『会計事務所と税理士事務所ってなんか違うの? 専門用語にNOを突きつけろ!』

 

内部リンクを貼れる

ただ専門用語をまったく使わないのも、それはそれでブログを書くとき大変です。

そのときにどんなに競合が多かろうと、一番基礎の知識を解説した記事さえ書いておけば、その記事への内部リンクを貼ることで説明に代えることができます

 

しかも、これはブログ運営の話ですが、もしそのリンク先の記事も読んでいただければPV数が上がり、直帰率を下げることができます。

(「直帰率ってなに?」という方はGoogleさんで検索してね!!)

↑ 基礎知識を書いた記事がないとこのように外部に逃がすことになります。

だから、たとえ上位にいけなくても書いておく意味はあると思うのです。

 

 

 

 

まとめ

というわけで、検索で上位にいけない基礎的な知識をブログに書く意味として、

  • 検索はGoogleさんのご機嫌次第なところがあるから、迷ってやめるよりはとりあえず書いてしまったほうがいい
  • お客さんに説明するときの練習にもなる
  • 内部リンクを貼ることで外部に逃がしづらくなる

という理由3つをまとめてみました。

正解はないと思うので、試行錯誤していきましょう!

 

 

 

 


読んでくださってありがとうございました

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