セミナーをして感動した話 緊張でえらいことになるの巻

 

こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。

 

2017年2月から、月2回程度のペースで自主開催のセミナーをはじめたのですが、今週はセミナー週間でした。

いつもより少し規模が大きく、

の2つをさせていただきました。

 

テーマはどちらも「クラウド会計について」。

自主開催している事業者の方向けのものとは違い、両方とも税理士の方向けのセミナーだったのでかなり勝手が違いましたが、ものすごくいい経験になりました。

 

今回は特別に思い入れがあるものであったため、感想を少しまとめてみます。

 

 

東京税理士会神田支部 実務研究会セミナー

こちらは神田支部の実務研究会という有志の方の集まりで2時間少々話をさせていただきました。

 

30名ぐらいの大先輩方の前で話したため、正直、

「クラウド会計なんて知らんし導入の予定もないよ(鼻ほじ)」

という感じかなと不安でもあったのですが、みなさんいろいろ質問もしてくださるなど関心を持ってくださってとてもありがたかったです。

(そういった勉強会にいらっしゃる方々なので、もともと勉強意欲が旺盛なのだと思いますが)

 

こちらは12月に話した『クラウド会計でできることと、税理士業界に与える影響について〔セミナー内容まとめ〕』の内容をさらに掘り下げつつ、なるべく具体例を出してお話をした感じです。

 

 

 

 

税理士井ノ上陽一さんと共催のセミナー

 

開催が決まって震える

おそらくいろいろお考えがあったのだと思いますが、井ノ上陽一さんという方と3月に「税理士向けのクラウド会計セミナーを一緒にやりましょう」という話になりました。

 

当ブログではたびたびご紹介していますが、私が31歳で独立したのは間違いなく『ひとり税理士の仕事術』という本の影響です。

その本の著者が井ノ上さん。

 

 

 

あまり時間軸を正確に覚えてませんが、

  1. 同僚から井ノ上さんのお名前を聞き「ふーんそんな人がいるんだ」と思う
  2. 偶然書店でこの本に出会って読み衝撃を受ける
  3. 井ノ上さんのブログやメルマガを読むようになる
  4. 井ノ上さんのブログセミナーに参加してはじめてお会いする

というのが井ノ上さんと会うまでの流れだったような気がします。

 

憧れの強さ

なので私の直接の入り口としてはあくまで「面白い本の著者の方」だったわけです。

私にとっては憧れの方でしたが、いま調べたら、私がメルマガに登録したのは2016年5月21日だったので、独立(2016年7月)を完全に決意してからメルマガを読みはじめたことになります。

井ノ上さんの本もメルマガも読んでいる税理士業界の方はかなり多く、おそらく私は時間としては浅いほうですし、知ってからお会いするまでの期間もかなり短かったことになります。

そういう意味では、独立してはじめてわかった凄さというものがあり、はじめてお会いした当時よりいまのほうが憧れは強いです。

 

お会いしたときに言うとお世辞っぽく聞こえてしまいますし、ブログで書くのも媚びのように見える気がしてどう表現したらいいのか悩むのですが、仕事の面でも人間性の面でも心から尊敬できる方で、憧れが強まった原因はそこもあるのでしょう。

『独立した以上尊敬・信頼できる人と付き合っていきたい』というブログを書いたこともありますが、私は付き合う方の人間性をすごく重視します。

今回はじめて仕事として一緒にさせていただくことになって、ほんと、すごいし、ありがたいなあと感佩(かんぱい)の念しか湧きません。

 

子鹿のように震える

ただ、一緒にセミナーを開催するということは、井ノ上さんと並んで話すことを意味します。

しかも井ノ上さんは自主開催のセミナーを長年されている歴戦の猛者。

私が下手な内容で話したり話し方そのものが下手であったりすれば「コイツなんなん?」と思われてしまうことも大いにあり得るでしょう。

 

そんな方と一緒にやれることになって正直感動と責任の重さで震えました。

家で生まれたての子鹿のように震える私を見て、妻が足をさすってくれましたが物理的に立ち上がれなかったわけではない。

 

 

 

直前も震える

個人的にスライドはシンプルなほうがわかりやすいと思っていることもあり、スライド作成にはそれほど時間をかけていませんが、「なにを話すか」という点はかなり考えました。

(ブログの癖でヒューマンピクトグラムとか入れちゃいましたが)

 

基本的には、

  • 勤務時代の「クラウド会計って聞いたことあるけど…」と思っていた時期の自分が知りたかったこと
  • 自分が実際につまずいた点
  • 自分のクラウド会計に対するスタンス

を軸に考えていきました。

 

仕事ってそういうものだと思いますが、正解があるわけではないので、考えても考えても限りがありません。

それでもいまの自分でできる最良のものにしようとひたすらアイデアを書き出し、練習をし、当日の午前中も新しく浮かんだアイデアを盛り込むなどしていました。

 

そうして迎えた当日。

私、話す仕事のときってそこまで緊張しないほう(比較対象いませんけど)なんですが、今回はほんとうに2~3回げろりと出るかなぐらいの勢いで緊張しました。

妻も、私の今回のセミナーにかける思い入れの強さを見ていたためか、当日の朝「大丈夫。うまくいくよ」と言ってハグをしてくれました。私は「女神かな」と感動しました。

 

あ、いまのはただののろけです。

 

 

御礼

セミナーが成功かどうかは私が決めるものでなく、来てくださった方が決めるものだと考えているので、そこには言及しません。

ただできるかぎりのことはできたかな、と考えています。

 

反省点もたくさんありますが、お越しくださったみなさま本当にありがとうございました。

そして貴重な機会をくださった井ノ上さん、本当にありがとうございました。

 

本を買った当時の自分に自慢したいです。

独立して本当によかった。もっと頑張らなくちゃ。自然に、そう思えました。

 

 

 

 

 

 

◇ 谷口孔陛税理士事務所のホームページはこちら! https://kh-tax.com

 

 

 


読んでくださってありがとうございました

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