こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
先日、事務所webサイトにてパートさん・アルバイトさんを募集した記事などを書きました。
・募集の記事
⇒『【締め切りました】パートさん・アルバイトさんの募集 1名/時給1,500円/税理士事務所/完全在宅(リモート)にて』
・選考基準に関する記事
⇒『はじめての採用活動への御礼・お詫びと、選考にあたって考慮させていただいた点まとめ』
「実際どうしたかなんてブログに書いてもみんなそんなに興味ないかな」
とやや思っていたのですが、その後お会いした方などに「その後どうなったの?」と聞かれることも多いので、ご報告を兼ねてまとめました!
目次
フルリモートワークでのスタッフを採用させていただきましたの件
結論から申しまして、
7月1日から働きはじめていただいています。
詳細に書くのも憚れられるので、ざっくりと書くと、
・関西地方にお住まいの方
・複数名のお子さまがいらっしゃるママさん
・税理士事務所の勤務経験、オンライン秘書の経験ありの方
という感じです。
選考基準のブログで、
- 小さいお子さんを子育て中のママさん・パパさん
- ご両親などを介護中の方
などをぼんやり考えていた、と書きましたが、結果的には実際にそのとおりとなりました。
感激した言葉
上記の選考基準の記事を書いた時点で、ご応募いただいた56名のうち、4名の方の中から迷っておりました。
「フルタイムではなかなか働けない方に」とは書いたものの、なにぶんはじめての採用なので不安も大きく、実際には、子育て中の方、介護中というかご両親が療養中の方、VBAに習熟されている方、「もともとブログファンで」と言ってくださった方、メールのやりとりをしているときの印象がめちゃくちゃよかった方、一緒に働いてみたいなと思った方、距離の近い方、といったそれぞれの要素で一番印象のよかった方を残し、どの方にさせていただくかをものすごく迷っていました。
(お一人が複数の要素を兼ねていたりもするので人数以上の要素となっています)
本当はお伝えすべきだったのかと反省しているのですが、上記の選考基準の記事を書いたことは、その4名の方に結果のご連絡をした時点ではあえてお知らせしませんでした。
変なバイアスかかっても申し訳ないというか、気を遣わせちゃうかなと思ったのですが、結果的にはみなさん見てくださっていまして、「そうだよな見るよな」と自分の浅慮が恥ずかしくなった次第です。
このとき、この記事を見たうえでお一人から言われたことにものすごく感激しまして、以下のようなことをおっしゃっていただけました。
(文章は少し改変しております)
自分がまさに子育て真っ最中の頃、保育園に落ち、仕事も落ち、八方ふさがりで辛い状態でした。
いまは子どもも大きくなっているし、もし現在そのような状態の方がいらっしゃるのであれば、今回の趣旨からするとそちらの方のほうが相応しいのでは。
自分が受ける側だったら絶対こんなこと言えない、と、このお言葉がとても胸に響きました。
その結果、「そうだよな、初志貫徹しよう」という気持ちになり、場所も遠方だしと迷っていたのも「ええい最初だからこそ挑戦しようじゃないか!」と心を奮い立たせて、結果として現在の方を採用させていただきました。
採用してからの顔合わせ テキストコミュニケーションこそ重要
自分でも「順序逆だろ」とちょっと思うのですが、採用のご連絡を差し上げた時点ではまだ顔合わせもしておりませんでした。
フォームからご応募いただき、1~2回メールでやりとりしたあと、メールで採用のご連絡をしただけ、という感じです。
ただ、お願いしたいお仕事の概要説明と、なんとなく会話のときの雰囲気をお互いに知っておいたほうがいいかなということで、採用後の仕事の打ち合わせではじめてお顔合わせをしました。
(zoomを使い、テレビ電話でのお顔合わせ)
完全在宅で仕事をお願いするにあたっては、見た目などよりテキストコミュニケーションができる方かどうかが圧倒的に重要 だと私は考えています。
テキストコミュニケーション、つまりメールやチャットでの文字によるコミュニケーションですね。
文章だけだと、話して伝えるときよりもそっけなくなりがちです。
私はわりとそのへん考えてしまうタイプで、長文になりがちなのが悪いところなのですが、自分が文章読むのが苦痛ではないということもあり、「完全に用件だけ」よりは「ひと言の気遣い」を欲します。
(いい悪いというか私のタイプの問題)
そういうところがやりとりしていてまったく問題なかったので、顔合わせもせず採用する、ということに相成りました。
採用してみてどうだったのか
すでに3週間以上経っているわけですが、採用してみて感じたのは もっと早く採用してたらよかった ということです。
(まあ募集にめちゃくちゃ手数がかかったので、詰まってるときに募集するのも難しい、という問題がありますが)
いやもうめちゃくちゃ有能で仕事が速く、週10時間なんか全然行かないじゃん、という感じです。
しかも「見た目は関係ない」と書いておきながら、採用後に打ち合わせしてみたらおきれいな方でなんか後ろめたくなりました。
特に最初は仕事をお願いするのにも準備がいるわけで、圧倒的に私の仕事の振りが足りてないです(ごめんなさい)。
もしこれが完全に時間給だったら「なにこの仕事ぜんぜん稼げないじゃん!」となるのですが、そういう意味では「時間行かなくても最低月4万円は支払います」と書いといてよかったかなと。
ただ、これは税理士事務所のご経験のある方で、こちらが何も教えなくてもマニュアルをつくっておけば汲んでやってくださっている、という点が大きいと思います。
未経験者で完全在宅、しかも遠方だともしかしたらかなり大変かもしれません。
おわりに
というわけで、簡単ですが実際どんな感じだったのかについてまとめてみました。
Sさん、本当にありがとうございます!
(もっといろいろやりかた考えます。すみません)
あともっとこの完全在宅での採用を一般化した話を書きたいのですが、いろいろひいひい言っていて遅れていて申し訳ありません。
そちらは検索用の記事なので、そのうちちゃんとまとめたいと思います。
というわけで、ご報告でございました!